情報のリサーチ

こんにちは、岩崎義久です。

今回は、「情報のリサーチ」というテーマです。

ディベートをやる上で、
一番最初にやるべきことは、
正しいリサーチです。

ファクトの積み上げです。

ディベートは事実に基づいて・・・、ですので、
これがないと始まりません。

命題が発表されると、
(あなたの調査・研究したい対象が明確になると)

ありとあらゆる情報をリサーチする必要があります。

この時重要になるのが、

1.肯定側、否定側の両方から

2.できるだけ一次情報を集める

ということです。

この場合、自分の頭の中では、
偏見をなくす必要があるので、

この段階では、

☆現時点では肯定でも否定でもない

という立場から、調査することが重要です。

そうでないと、
せっかくディベートをやるにもかかわらず、

自分の趣味、趣向、偏見、先入観、など

正しい判断を行うには、
邪魔になるものに振り回されてしまうからです。

ですから、まっさらの状態で、調査を行う。

私が、現役ディベーターの頃は、
10年前からの日経新聞をすべて
読み込み(365日×10年分)、

関係あるデータをすべて抜き出し、

それらを、項目ごとに分けて
(現状、想定されている解決策、
そのメリット、デメリットなど)

エビデンスカードに書き写して、
すべてを英語に翻訳する、ということをやっていました。

中々クレージー、かつハードですね(笑)。

全ては紙媒体のみ、
検索もすべての紙面に目を通す、
ということをやっていました。

まさか日経新聞の10年分をすべて読み込んでいたとは・・・、
自分でこの文章を書いていて、愕然としました・・・。

今は、インターネットがありますので、
圧倒的に楽ですね。

しかも、英語の原文で、調査ができる。

本当に便利な時代になったものです。

ここで大事なのは、
できるだけ新しいもの、を探すことです。

今や、一年違うと、
制度や法律なども大きく変わることがありますし

世界を変えるような
テクノロジーも出てくるので、
本当に最新のもの、を探す必要があります。

そして、上記のように、

1.肯定側、否定側の両方から探す

というのが極めて重要です。

以前のメルマガでもお伝えしましたが、
物事が単面的なわけがありません。

表があれば、すべて裏があります。

片側だけしか見ていないと、物事の全体像や、
隠れた部分を見つけることができず、

意見が、いびつで、不正確で、
説得力がないものになってしまいます

ですから、
世論がある一方向に流れている場合は、
あえて
その裏をしっかりと見つめてほしいのです。

またもう一つ重要なのは、

2.一次情報を探す

ということです。

一次情報とは、ウィキペディアによると、

「学問分野としての歴史研究において
一次資料(いちじしりょう、英: primary source, original source)とは、
対象とする時代において
制作された工芸品、文書、日記、写本、自伝、録音・録画、その他の情報源を指す。
これはそのテーマに関する大元の情報として利用される。
同様の定義は図書館学その他の学問分野でも用いられることがあるが、
多少異なった定義を用いる分野もある。
報道において、
一次資料とはある状況に直接に接した人、
あるいはそうした人が記した文書を指す[1]。

一次資料は、それを引用、言及、補足した二次資料とは区別される。」

もっとざっくりいいますと、

一次情報とは、実際に起こったことの記録

二次情報とは、それに対しての誰かの意見

と言い換えてもいいでしょう。

誰かの意見ではなく、
その前の実際に起こった事実の方をしっかり見ていきましょう、

ということです。

(とはいえ、
それさえも隠されていることがあるので、
だからこそ、
あらゆる面から一次情報を、
たくさん集める必要があるのです。)

専門家の、経験による証言も確かに、
重要な情報ソースなのですが、

その場合は、その専門家の方の、過去の発言や
意見などを注視する必要があります。

ある時点で、急に意見が変わったりする人も、
注意が必要です。

専門家も人間ですから、完璧ではないし、
間違えること、もあるのです。

今回は、情報のリサーチ、というお話をさせていただきました。

最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

それでは、次回も楽しみにしていてください。

________________

【英語ディベートトレーニング ベーシックセミナー】を開催します!
純日本人のあなたに、日本国内だけで超短期間で、
仕事レベルの英語をマスターできる具体的な方法を伝授します。
↓詳細はこちら↓
https://hsdebate.jp/edt_basic

◇------------------------------------◇

【YouTubeチャンネル、始めました】

岩崎義久の国際ビジネスリーダー論

主に、仕事で英語を使う方に向けての情報を発信しています。

手作り感満載ではありますが、

今後さらに皆様のお役に立てるよう、

精進してまいります。

応援していただけるとありがたいです!

◇------------------------------------◇
運営者:株式会社ソフィアネットワークス
代表取締役 岩崎 義久
https://sophianetworks.co.jp