あなたの英語が通じないと感じる理由は、〇〇の法則が原因だった!
こんにちは、岩崎義久です。
今回は、自分で英語は勉強して、文法や語彙などはある程度習得し、
それでも、なかなか英語が響かない・通じにくい経験をしている方へお送りします。
すでに自信がある方も、お読みいただけると嬉しいです。
英語が響かない理由は、英語そのものではなく、
メラビアンの法則と呼ばれる
コミュニケーションの法則が
上手く働いていないせいだと思われます。
もうご存じかもしれせんが、
メラビアンの法則とは、
我々が、コミュニケーションの際に、
どの部分がどれくらい伝わるのか?
について実験したアルバートメラビアンという
アメリカの心理学者が提唱していた理論で、
それによると
1.言葉が7%
2.声のトーン(聴覚)が38%
3.身体言語(ボディランゲージや身なり)が55%
というものです。
(この数字と理論自体は、正確性と賛否があるのですが、
目安として、留意されていると、ご自分の英語でのコミュニケーションに役に立ちます。)
つまり、同じ「ありがとう」を言うにも、
元気に、本当に感謝の気持ちを込めて、
ありがとう!と言うのと、
目を伏せがちで、聞こえないような声で、
ありがとう・・と言うのでは、
伝わり方が違いますよね?
特に、日本人が英語圏で英語をしゃべる場合、
大体において、日本風に
控えめに、小さな声で言いがちです。
すると相手は、なかなか聞き取れず、
は?みたいな顔をされ、
我々日本人はさらに、声も体も小さくなっていく、と。
あるいは、英語の内容も悪くないのに、
なぜか聴衆に響いていないようだ、と。
ところが、英語はあまりうまくないけど、
なぜか外国人に受けのいい人もいて、
すぐに輪の中に入って、談笑する人もいる。
私の過去にお会いした方にも、
その両方のパターンの
典型ともいえるような方がいました。
優秀で英語もお上手なお一人は、
なぜかあまり影響力も人気もなく、
優秀で英語がダメだけど、
声がしっかりしていているお一人は、
外国人に大うけでした。
性格の差、と言ってしまえば、それまでですが、
明らかに、上記のメラビアンの法則の2と3に差がありました。
では、このメラビアンの法則を向上させるには、
どうしたらいいでしょうか?
まず一つ目の「声」
これは、ボイストレーニングを受けていただくのが一番いいかと思いますが、
さらに、お金もあまりかからないで、声を鍛える方法があります。
しかも英語も発音も同時に鍛えられるもの。
それは、「洋楽カラオケ」です。
(もちろん、カラオケじゃなくても、弾き語りでも、アカペラで歌うでもいいですが。)
あなたのお好きなミュージシャンの歌を、
大きな声で、朗々と歌い上げる。
当然、発音やリズムもまねて。
すると、のどが鍛えられ、はっきりと通りながらも、深い声が出るようになります。
やりすぎるとのどをつぶすかもしれませんので、ご無理はなさらず。
実際、これは別のメルマガやブログで、じっくり言及しますが、
「英語声」が身についてきます。
ネイティブとか、帰国子女とか、英語の上手い人とか、声からちょっと違うと思いませんか?
低く、深い声が多いですよね。あれを身に着けると、自然に説得力が出てきます。
続いて、「身体言語(ボディランゲージや身なり)」です。
こちらは、当然身なりは清潔感を持ったものが必須ですが、
それよりも何よりも、日本人的な動作や、体の動かし方を、
「国際的」にしていくことが重要です。
これは、数多くの項目があるのですが、
特におすすめなのが、
あまり、お辞儀をしないことです。
お辞儀はいいのですが、何度も何度も、うんうんうなずいたり、
あまりに深くうなずくと、服従しているというイメージを与えることもあります。
ですから、ちょこちょこ動くのもやめ、ゆったり動いて、お辞儀はせず、
ただ相手の目を見て、手を差し出し握手をがっちり交わす。
これで、かなり相手の印象が変わり、
「あれ、この人、普通の日本人と違うぞ。」
と思われます。
まとめて表現しますと、
1.ちょこちょこ動かない
2.お辞儀は基本的にしない
3.声を鍛えて、大きくはっきりした声で伝える
をやるだけで、あなたの英語を響かせることができます。
これは、意識するだけでできるものばかりなので、
今日からぜひやっていただければと思います。
今回は「あなたの英語が通じにくいと感じる理由は、〇〇の法則が原因!」というお話をさせていただきました。
長文を最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。