ネイティブ英語という呪い

こんにちは、岩崎です。

私は国際化戦略コンサルタントとして、

バイリンガルブートキャンプという
英語ディベートをベースにした、

超短期間英語トレーニング塾を主宰しています。



本日は、日本人が英語をマスターする際に、
どうしても通らずにはいられない、

あの英語について、お話しします。


それは、

「ネイティブ英語」についてです。


突然ですが、

あなたは、
ネイティブ英語を目指していますか?

英語をしゃべるなら、ネイティブ英語じゃないと
いけないと思っていますか?


ネイティブ英語、かっこいいですよね?

私も、アメリカ英語のなめらかで、
かっこいい表現に魅了されている一人です。


上品なイギリス英語も大好きです。


当然、英語が生まれて発展したところで、
使われている英語ですから、

お手本にすべき英語です。


ところが、この「ネイティブ英語」
取り扱い注意です。


というのは、お手本にすべき正しく、
美しい英語なのですが、

日本人側があまりにも、
このネイティブ英語にこだわりすぎてしまって、


ちょっとでも文法の間違いや、
発音の間違いを見つけると、

日本人同士で、鬼の首を取ったかの如く、
指摘し、批判し、
バカにする・・・。


英語はそもそも、
自分の意見を伝える手段でしかないのに、

あまりにも完璧性を求めてしまって、ビビって、
どんどん使うということを避けてしまう。


日本人が日本人の英語を批判するときに使う
「ネイティブ英語」とは、
一体全体何なのでしょうか?


アメリカ英語のことでしょうか?


それとも本家本元のイギリス英語?


あるいは、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの英語のことなのでしょうか?


			
世界の英語人口15億|日本も急増中!英語を習得すべき8つの理由

日本では英語人口が急増している。そして世界に目を向けると、英語は世界共通語、ビジネスにおける国際語といわれている。でも、英語は本当に習得すべき言語なのだろうか…

というサイトによれば、 いわゆる英語を使っている人口は、 世界で約15億人。 そのうち、ネイティブスピーカーは、3.8億人。 そう、たったの25%なんです! しかも、アメリカ、イギリス、カナダ、ニュージーランド、オーストラリアの5か国という かなり限定的な地域。 つまり、 ネイティブ英語を完全にマスターしても、 あなたが将来、出会うことになる 英語を使う人の4分の3は、 ネイティブではないのです。 実際、私自身、過去35年間の仕事人生で、 50か国以上の方々と仕事をしていますが、 やはりネイティブよりも、 ノンネイティブと出会う可能性の方が、 圧倒的に多いです。 なんと言っても、4分の3なのですから。 で、そういう方々に、 私が大好きなアメリカ英語の表現や、 スラングを使った場合、 「??????」となります。 当然、アメリカやイギリスなどの、 完全英語圏に住み、 そこで仕事や留学をするのならば、 その地域の英語をマスターした方がいいですが、 もしあなたが、 英語圏の人ではない方と仕事をする場合、 ネイティブ英語というのは、 不要と言ってもいいものになります。 ここで勘違いしてほしくないのは、 ネイティブ英語やネイティブの先生を 批判しているわけでは決してありません。 私自身、美しいアメリカ英語大好きですし、 素晴らしい教育方針やノウハウをお持ちの ネイティブの先生にたくさん会ったことがあります。 これからも、私はネイティブ英語を しっかりお手本にして、 勉強し続けていきたいと思います。 ここで問題にしているのは、 日本人側の異常ともいえる ネイティブ英語信奉です。 自己呪縛とも言っていいほどのモノ。 日本人の英語のちょっとした間違いを、 日本人が指摘して、馬鹿にして、というのは 全くナンセンスだと思います。 それをやることで、元々日本人の奥ゆかしく、 控えめな性格がさらに発動して、 英語を喋る機会を自分からどんどん少なくし、 伸びる機会を自分からダメにして・・・、 という悪循環。 もうそろそろ、この不利益しかもたらさない、 ネイティブ英語自己呪縛、やめにしませんか? そもそも、 シンガポール英語やインド英語などがあって、 皆さんネイティブ英語ではないですが、 堂々と自分の意見を述べています。 それで彼らは、自分たち同士で、 母国語なまりの英語に目を光らせて、 バカにしあっているか? それは絶対にありません。 日本人同士も、 そろそろお互いの足を引っ張るのは、 やめにしませんか? それよりも、「国際英語」を目指しませんか? シンガポールや、インド、北欧、フィリピンなどで使われている英語です。 最大公約数的な英語です。 ネイティブ英語を目指した上で、 母国語なまりが入った英語、 とでも言いましょうか。 日本人も、 日本語なまりの英語でいいじゃないですか。 どうして日本人だけがネイティブ英語じゃないといけないんでしょうか? (ちなみにネイティブの先生でさえ、 日本に住んでいるなら、日本人の英語でいいよ、 と言っている方に、本当に数多くお会いしました。) 我々は、英語の完璧性を極めるために、 人生の貴重な時間を費やしすぎるのではなく、 英語を使って何をやるかに、傾注すべきです。 ネイティブ英語にたどり着けないから、 英語学習が失敗というロジックだと、 超大変です。 報われることはないでしょう。 大人になってからの英語学習では、 完ぺきなネイティブ英語という自己呪縛は、 足かせにしかなりません。 この件に関しては、 YouTubeにもアップしますので、 ぜひこの機会にチャンネル登録をして 動画もチェックしてくださいね! ↓↓↓岩崎義久のバイリンガルブートキャンプ↓↓↓
岩崎義久の国際ビジネスリーダー養成講座 - YouTube

海外経験なしの純国産超バイリンガル 長崎県五島列島出身で公立学校のみ、 ネットもない時代に6ヶ月で通訳・交渉レベルの英語を習得。 単なる英語習得だけではなく、仕…